ソーシャルサービスの肝はリテンション
先々週、Techwaveコミュニティ内の勉強会で、ちょこっとDECOPIC出来るまで、サービス企画の仕方についてお話しました。
定期的にアウトプットする機会を頂けると、自分的にも普段考えていることを整理できてとってもイイですね。
で、企画の考え方についてお話した際に出てきた点が、ソーシャルサービスにおける「リテンション」です。
僕はかなり重要な視点だと思ってるのですが、あまりご講演とかスライドとかでみたことないなー、と思います。
例えば「Facebookでつぶやく」→友だちから「いいね!」がつく。
これが"リテンション"。
でも同じ"リテンション"でも、
「Facebookでつぶやく」→「コメント」がつく。
これはたぶん「いいね!」もらうよりもうちょっと嬉しいと思います。
(1)ユーザーが情報をpostしやすい仕組みを作る、
(2)postした情報に対してのリテンションを最大化する、
という仕組みづくりが、ソーシャル系サービスではとても重要です。
でもこの辺は結構トレードオフで、
「チェックイン」は簡単にポストできるけど、あんまり「いいね!」されない、とか、
「いいね!」は気軽だけどコメントほど嬉しくない、とか、
あんまりアメージングな方法論は無さそうです。
「チェックイン5回とコメント書き込み1回はおんなじめんどくささかな」とか、
「「いいね!」3回とコメント1回が同じくらいのうれしさかな」とか、
「知らない人の10いいね!と気になってる異性のマイミクの1いいね!が同じくらいかな」
というふうに、
自分のセンスを信じて設計をしないといけません。
サービス設計をしている方は是非、
ユーザーがPostしてくれた労力に、受けられるリテンションが釣り合うようなサービスになってるか、検証してみてください。
その他にもいくつかお話した点は、Slideをぜひ。
前半はLaunchpadの資料と被ってるので27Pあたりからどうぞ!↓
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